#0035 熟年男子4人のカラオケ競演!!

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                   勢揃いした熟老?年の四人組だ!

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           三番ホールは打ち下ろしのミドルホール

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ビールで乾杯。カラオケに行こう!素面ではどうしても教養がね

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        誰が一番幸せそうな顔付をしてるでしょうか?
 
 2月の第三土曜日、我々ゴルフ仲間の、送別 G.K 会を開催する事になった。彼は3月31日に、日本に帰国する。約4年間のサンノゼ生活を満喫した単身赴任者である。当年とって58歳。某東京帝国大学卒業後、日本、欧州と工場経営を経験された。サンノゼで定年を迎える予定が、日本で有終の美を飾る機会に恵まれ、この度、関係会社のトップとして栄転する。お目出度い限りである。
 
 3年位前から、お互いに仲間を一人ずつ選んで、毎月、ゴルフ対抗戦をしようと言う事になった。対抗戦はお互いの所属するゴルフクラブで交互に開催する。勿論、技量伯仲、性格温厚?、そこそこの賭けゴルフを好きであるパートナーを選ぶ。チーム単位で戦う。従って、誰でも良いとは限らない。パートナーは強い人が良いが、品性、品格、話題の共有性を考慮して選ばなければ、会は永続きしないのだ。

 3年間の中で、日本に帰国したパートナーが何人かいる。その度に、仲間の選考に、苦慮した。がしかし今度は、発起人の彼が帰国する事になった。多分この楽しい催しも、これが最後かも知れない。彼が最後に選んだパートナーは、彼と同じ会社、同じ大学の大先輩である。永住権をとり、悠々自適の老後を、気候の良いサンノゼで過ごされている。

 我々にとっても、大先輩だ。70歳とは思われないほど元気な方だ。一方、私のパートナーは67歳。海外で商社勤務を経験され、サンノゼでの社長職を終え数年前に日本に帰国された。その後、日本で、商社を定年退職されたが、再度請われて、他社に就職。その後サンノゼに再赴任。最近、その会社を円満退職された。永住権を持ち、やはり優雅に、当地で、恵まれた生活を送られている。

 言う為れば、我々二人の現役勤労者が、優雅な先輩引退者をそれぞれ選び、人生の最後のあり方を学ぶ、そのような感じでは無いだろうか。団塊の世代より、やや古い時代に属する我々企業戦士の送別会は、泊り込みの M.G.M が一般的であった。しかしここサンノゼでは、なかなかそこまでの自由は、とても、とても許されない。従って、惜別の宴としては、やや寂しい気が、しないでもないが G.K と為った次第である。

 M.G.M.とは前夜祭で、何処かに遠出して一泊する。そこで麻雀を御開帳。翌日ゴルフを行い、終わった後、帰りの道すがら雀荘を見つけて、最後の名残を惜しむ。この三点セットを、業界用語でMGM、サラリーマンの常識である。しかし、ここはサンノゼである。女権が強い国である。郷に入れば郷に従えである。せめての慰みとして G.K となった。

 今回は、ゴルフの後で、カラオケに行くと言う、ごくごく平凡な趣向の送別会である。私にとっても、初めての試みではある。言いだしっぺは、勿論私である。今回は4人とも、カラオケを嗜む素養を、持ち合わせていたから出来た。団塊の世代、ある程度の企業戦士は、”持ち歌、3件、ネタ、10件と上司から厳命を受け、そしてカラオケで強制指名を受け、泣きながら恥をかかされたものである。

 私も例外ではない。何度も恥をかいた経験がある。しかし、海外生活では会社への自動車通勤で、持ち歌を広める機会に恵まれた。その甲斐あってか、私にとって歌い易い、音域、メロディーの歌、として鶴田浩二、石原裕次郎、小林旭で、なんとか歌の頭数だけは揃えるが出来たと思っている。

 その日、私のパートナーの Hさんは、ゴルフ場に 奥様に送って貰っての登場である。彼の家からゴルフ場までは、車で15分弱、恵まれ住環境だ。なかなか活発な奥方である。若い頃、外資系の航空会社で客室乗務員をされていたそうだ。今で言う、華のスッチーである。英語は勿論堪能だ。齢を重ね、今になっても、その頃の美貌の名残が、僅かではではあるが、私にも感じられる!OO桜と言えなくもない。ちなみに彼女は、森山直太郎の"桜”がとてもお気に入りである。

 ゴルフの後で、送別カラオケの予定も入っていたので、後は私がHさんの運転手になる予定だ。丁度、私の隣にHさんの奥さんが駐車した。その時、丁度私は長崎県出身のフォーク歌手、”さだまさし”が歌う ”建具やカトーの決心”を、大きな音量を出して聞いていた。最近友達から仕入れたものだ。ちなみに奥様は”さだまさし”もお気に入りであった。 ”奥さんこの歌、聞いた事ありますか?面白いですヨ”と私が言うと、奥さん、暫く歌を聞いていた。"私、この歌聞いた事が無いわ”、 と。。。。

 そして突然、私に対して"” Mさん、”こぶくろ”って知っていますか??” ”と質問された。???何、KOBUKURO ?英語ではないな?小袋?。焼き鳥の材料で臓物の、牛か豚の子宮、確か”こぶくろ”もあったよなー。しかし何故、朝っぱらから、こぶくろ の質問を、私に投げかけてくる?何故なのか、全く分らない。奥さんは旦那と違って、頭の回転が飛び過ぎる傾向はある。奥さんは、ドギマギしている私に対し、間髪を入れず、"私、コブクロ のCD持っていますのよ。大変良い歌ですのよ。是非"建具屋カトーの決心”をコピーして下さい。交換しましょう。

 私は初めて、”コブクロ” が歌手名であることが分った。私の知らない名前だ。しかし、最近の歌手名の名付け方は、あまりにも奇を衒った、突飛な命名が多過ぎると思っている。。”ポルノグラフィー”等も好きになれない命名のひとつであるが。。。。とにかく、 ”建具やカトーの決心”と”コブクロ”との1対1の所謂等価交換商談が成立した。

 我々の今日の敵は、既に1時間ほど前に、ドライビングレンジで練習を終えていた。我々を待ち構えていて、少しごゆっくりですネと顔に書いてある。 我々チームは勝手知ったホームコースである。肩慣らし程度に軽くボールを打ち、すぐ一番のティーグランドへ。我々が、64歳と67歳の合計131歳。相手方は57歳と70歳の合計127歳だ。お互い寒さが身にしみる年頃だ。今朝はいつも以上に冷えがきつい。朝霜が降りていて、プレー開始時間が延ばされた。われわれのティーアップは11時だ。前後にプレーヤーもまばらで、急かされる心配もなく、絶好の送別ゴルフだ。しかし寒かった。

 各ホール毎に、3ドルずつを賭ける。全体で18ホールだ。全部負ければ一人54ドル($3x18)、ニアーピン$3x4で$12である.合計で一人$66の勝負である。勝負師は、最悪の情況を想定し、払うべきドルの準備をする。グリーン上のオリンピックゲームも賭けているので、最悪の場合、負ければ$100の大枚が飛ぶ可能性もある。しかし、結果は、我々が辛うじて勝った。そして$1ずつ貰った。

 大きく賭けて、小さく取り合う。これがルール設定の妙味である。過去最高でも一人当たり20ドル前後の勝負で決着が着いていた。しかし、負けは悔しいものである。さりとて、余り小さい賭けも刺激に欠ける。額の大小ではないが!!!。それでも、我々の送別ゴルフは5時前には終了。昼食事抜きでのデスマッチなので腹ペコだ。飲み物とスナックを少々でいつも18ホールを済ませる。

 さて、これから夜の部が始まる。食事とカラオケである。送別を受ける本人の、これから掛かる全ての費用は、送る側が全て負担する。つまり、4人分を3等分する事で話が決まった。時間が惜しいのでと、速やかにゴルフ場を後にする。サンノゼが誇る、いや長崎が誇る有名なちゃんぽん専門店”リンガーハット”へ直行する事になった。近頃、やたらに評判が良い店だ。”メニューが大変充実してきている”と専らの評判である。20分弱で、リンガーハットのサラトガ店。相変わらず込み合っている。今日は土曜日の夕方だ。

 私の知らない新入りの、やや若い?日本人ウエートレスが、お勧めの特別セットを推薦。3種類だ。余りグルメでない私が、皆を急がせて、手早く仕切る。とんかつセット一ツ、うなぎセット二ツ、チキンセット一ツ、をそれぞれ頼んだ。その後で、生ビールのピッチャーを一本オーダー。瞬く間に飲み干した後で、更に、赤ワインのボトルを一本。すきっ腹によく染み渡った。待ち時間も無く、スムーズにオーダーした品目が出される。美味しい。空腹は最良のご馳走でもある。いや最高の調味料か?

 食事もそこそこに、女性の全くいないカラオケボックスへ。ホステスの出前?ではないけれど、サンノゼチョンガーの送られる人が、これではあまりにも味気ない、と言うことで、  4年間の独身生活で営々と構築された彼の女性ネットワークを駆使して、携帯電話を掛け捲った。がしかし成果は全くなし。日頃の彼の蒔き餌も、全く効果なしの様子である。

 皆さん、土曜日の夜は忙しい。この期に及んで、カラオケに付き合って、と呼び出しても無理な相談である。。かくして、壮年、熟年、初老、老年?の併せて258歳、平均年齢65歳弱、男4人が、狭いカラオケボックスの中で、アルコール抜き(アルコールは厳禁の店)の、私にとってはすさまじいとも云える ”素面で唄う懐メロ競演” が切って落とされたのだ。

 賭け好きの私が、歌の点数で賭けようか?と提案したが、生憎点数が出ないカラオケマシーンでした。自己陶酔型、本格的学生グリークラブ型、真面目な文部省唱歌型、そして私、持ち歌3件の独学自習型、四者四様のカラオケ競演が始まった。

 やはり、商社出身で、現役時代会社のお金で数限りなく場数を踏んだムード歌謡が得意な本格派が、やや一歩リードの腕前?であったと思う。約3時間弱。持ち歌も残り少なくなったところでお開きとなった。3月までに、後一回の送別会を開く事となった。 なんとなく、うら寂しく、そして色気の欠片もない、熟年男子4人のカラオケ競演顛末記。

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この記事へのコメント

横浜で ♪赤い靴 はーいてる 男の子
2006年02月27日 16:04
熟年男子 4名の カラオケ大会!!アルコール抜き!!
ゴッツ 迫力おまんなー...
わて ほんま 感動しまんがナ...

鬼気迫る 迫力でッセ...

わて 自分の 軟弱さが 身ー シミまっせ...
トホホ...

ゴルフでけんと ほんま 迫力あらしまへんなー...
トホホ...

サンノゼの ナイスガイはん わテの 奥さん 4月18日から 2週間ほど どっかでかけまんがな...

わい 最高に 幸せデンガな...
そん時は ちゃーんと 横浜 来ーいや...

待ってまんがな...
長崎の風
2006年02月28日 08:55
アルコール抜きのカラオケはチト厳しいものがある。一生懸命に、唄えば唄う程に、聞いてる皆さんも、やや白け気味ではある。自分の十八番を相手が歌う時に、自己採点をする。模擬試験後の正解併せに似ている。”アレッ、お主出来るな!!、俺よりちょと上手いかな”とか、”少し、音階をはずしてるな、いや、知らず知らずのうちに外れているのかな??やはり、採点がカラオケ機械に出るのが面白い。最初の3曲でハンディーキャップを決める。その後、それより点数が上がったらその分プラス、下がったらマイナス1点1ドルで賭ける。余り一般受けしない賭けの様に思える。”たかがカラオケ、されどカラオケ”、真剣に唄うようになるかも?いやそこまでしなくても良いような気もする。。

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